録音も演奏もすごいアナログディスク
録音の素晴らしさと演奏のすごさで伝説的なスリーブラインドマイス、1970年代の日本のJAZZ専門のレーベルです。オリオジナルのLPディスクは大変高い値段で、東京の中古レコードショップではほとんどみられませんが去年名古屋で数枚みつけました。この復刻が最近CDでリリースされていますがやはりオリジナルアナログにはかなわないと思います。というのもオリジナルLPを試聴会でかけますとほぼ全員が”なんだ!!この音は!”と驚愕します。その中でもこの鈴木勲トリオのブローアップは特筆すべきものではないかと思います。チェロとウッドベースとパーカッションが炸裂です。
録音技師は有名な神成芳彦氏(アオイスタジオ)。 この方が録音したLPをもう1枚、神奈川の湘南台のオーディオショップでみつけました。
1970年初頭のフォークシンガー、加川良です。私が高校生のころ天王寺野外音楽堂であった"春いちばん”というコンサートでライブを見た記憶があり脳裏に焼き付いて離れませんでしたが、今頃になってLPを買いました。なつかしさのあまり聴いてみると素晴らしい音ではありませんか。ボーカルの声、アコースティックギター全部が心に響きます。特にほんのりとかかったリバーブが何とも言えない清涼感があります。今のデジタルリバーブとは一線を画す心地よさです。調べると何と録音は神成芳彦氏です! 録音場所のアオイスタジオのホームページを調べますと当時はルームエコーという設備があったそうで、おそらくそれをつかったのではないでしょうか。 日本の初期のJAZZやフォークはおそるべしです。